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プロフィール

講師写真

はじめまして!プロフィールを覗いてくださってありがとうございます。

高単価講師実践会 Branch」を運営している徳沢です。

実践会ではスキルのある方向けに「オリジナル講座の作り方」や「講師の始め方」を教えています。

僕は今でこそ行政、教育機関、法人などで講義をしたり、TEDxTalksという人前でスピーチをする大きなイベントに公式スピーカーとして登壇するようにもなりましたが、元々は人前で話すのが本当に苦手でした。

\TEDxに登壇したときのスピーチが公開されました!/

今では教える仕事で年間売上も1000万円を達成することができましたが、最初は本当にセンスがなく、3年間売上0の時期があったり、400万以上の赤字を作るなど、かなり不器用なタイプです。

今回は自己紹介ということで、僕が下請けの仕事をやめて「教える仕事」に変わっていった実体験をシェアしていくので、今後のみなさんの参考になれば幸いです。

教える仕事に興味を持ったきっかけ

※プログラミング勉強会の様子

もともと僕はフリーランスのエンジニア(プログラマー)として働いていたのですが、

教える仕事に興味を持ち始めたのはちょうどこのときです。

(エンジニアになるまで、フリーランスになるまで、それぞれめちゃくちゃ苦労したのですが、その話はnoteの記事で書いています。)

当時、僕は業務委託で時給形式で報酬をもらっており、わかりやすく言えば下請けとしてプログラミングをしていました。

プログラマーは報酬が高く、時給5000円ほどもらいながら働いていたので、収入的にはそこまで困っていなかった状況です。

ですが、下請け特有の悩みがあったんです。

  • ずっと納期に追われて忙しい
  • 独立したものの会社員の頃と業務内容が変わらない
  • 自分主導で仕事ができず振り回される
  • なにかつまらない感覚があってモヤモヤする

下請けやクライアントワーク中心で働いている方は同じ悩みを持っている方も多いんじゃないでしょうか?

「納期をクリアできてもまた次の納期が出てくる・・」

「せっかく独立したのに結局ずっと人に使われている仕事をしていくのかな・・」

「自分主導で仕事を動かせないから振り回される・・」

そんな悩みを持っていたのですが、かといって具体的に対策を打って行動に移すわけではなく、モヤモヤしている状態が続きました。

たくさん本を読むが状況は変わらない

モヤモヤしている中で「下請けじゃなくて、なにか自分のオリジナルサービスを作ってお金に変えられないかな?」と、たくさんの本を読みました。

一時期は「ブクログ」という読書アプリも使いながら本を100冊くらい読みましたが、結局、読んだだけで行動しなかったので状況は変わりませんでした。

プログラマーだったので、アプリを作ったり、情報サイトを作ったこともありましたが、「作れること」と「売れること」は別次元といえるほど違っていて、見向きもされませんでした

「何をやっても売れる気配がない・・」

「アイデアに自信もないのでそもそも行動数も少ない・・」

「なんでこんなにうまくいかないんだ・・」

弱気になることは今まで何度もありましたが、このときが最も弱気だったように思います。

当時の先生と出会う

イベント風景
※普段のイベントの様子

「フリーランスとして仕事はあるし、なんとか収入もある。」

「でも、結局つかわれている」という状況からは一向に抜け出せない。」

「ずっと納期に振り回されている。」

こんな悩みが解決できないまま半年ほど経ったタイミングで、すでに起業してから20年以上経っているという経営者と出会うことがありました。

僕は「プログラミングの仕事につながればいいな」という「やましい気持ち(笑)」を持って、その方とよく話をしていました。

ある日、その方が

「起業に関するセミナーをやるけど、くる?」

と声をかけてくださったので、

「仕事につながるかもしれないし、行っておこう。起業も興味あるし。」

と思って行ってみることにしました。

そこで、大きく運命が変わることになったんです。

下請けではなく自分の事業を作って食べている先輩たちの話は参考になることが多かったですが、このときに最も学びになったことがあります。

それは、

先輩たちは知識が多いだけじゃなくて経験の数が多い。

ということです。

なんとなく本を読んで知っていることもセミナーの中で出てきましたが、

僕と完全に違うのは「経験の数」だということに気付かされました。

表面的な言葉や知識は知っているものの、僕はそれを使ったことがない。

経験に裏打ちされた知識やノウハウは僕が今まで本で身につけたものとは次元が違う。

このときから本格的に「行動しないと何も変わらない」ということと、「誰かからきちんと指導してもらいたい」と思うようになります。

ちょうど、その方が起業塾を始めるということだったので、入ることにしました。

価格は約80万円で、当時の僕からすると初めての価格帯で少しビビりましたが、思い切って飛び込んでみます。

ようやく結果が出なかった理由に気付くことができた

スピーチの様子

さっそく、起業塾で自分の事業を立ち上げていきますが、当時ぼくが密かに考えていたアイデアは「ニコニコ動画に代わるサービスを作ること」でした。

当時、「ニコニコ動画が大好きだったこと」と、「プログラミングができる」という理由から情熱に燃えていたんです。

ですが、

「ニコニコ動画はあくまで一般的な視聴者として楽しんでいただけで分析などはしたことがなく僕の強みとは言えない。」

「ニコニコ動画のような大きなサービスを作るためにはプログラマー1人では現実味がない。」

という結論になりました。

そこで、改めて自分の過去を整理してみましたが、僕の経験を整理してでてきた強みはシンプルなものでした。

それが「プログラミングのスキル」です。

当時の僕は下請け業としてプログラミングをずっとやってきていたので、プログラミングというテーマを自然と避けていたんです。

「プログラミングが嫌だからサービスを作ろうとしてるのに・・」

「プログラミングでなにかサービスを作るならわかるけど・・」

新しい挑戦をするときに僕みたいに、「過去に自分のやってきたこと」をあえて避ける人も多いかもしれません。

僕は下請け業をやるつもりはなかったので、プログラミングの講師を始めることにしました。

それもどこかの組織に所属して、仕事を振ってもらうというやり方ではなく、自分で発信して自分で生徒を持つというやり方です。

当時の僕は人に雇われたり、自分以外がトップになって主導権が取られることがどうしても嫌だったんです。

(それは今も変わっていません。)

まずは情報発信から始めた

講義風景

ツイッターで情報発信を始めていきます。

とはいえ、プログラミングに関して発信することは当初、あまりノリ気ではありませんでした。

「ニコニコ動画に関するサービスを考えてるときの方がワクワクしてたな〜」

なんて思いながらも先生と約束したので「1日5投稿以上」を毎日かかさずに進めていきます。

ですが、発信を3ヶ月本気で続けても全く反応が得られず、フォロワーも増えませんでした。

このときの僕はまだまだ未熟で、「本気で毎日発信したらさすがに人は集まってくるだろう」と期待してしまっており、だんだんモチベーションが下がってきました。

※当時、勝手に先生に進捗メールを毎日送っていたのですが、弱音を吐いていたこともあります。

※抜粋
最近やることが増えてきて、自分でもそんな考えはダメなのはわかってるけど「ほんまに成功するんかな。」とか「やる意味あるかな」とか考えて作業効率が落ちることが多い。

(今になってわかりますが、このときに必要なのはメンタル管理ではなく、「期待をしない」というマインドセットでした。)

「なんで周りは成果が出ているのに自分だけ成果が出ないんだ・・」

「自分よりあとに始めた人が自分よりも成長している・・」

「やっぱり僕はビジネスや仕事ができない人間なんだ・・」

とすごくしんどかった時期です。

そんな中でもなんとか試行錯誤しながら発信を続けていくと、少しずつファンができるようになっていきます。

詳しくは割愛しますが、僕は文系でパソコン音痴の状態でプログラマーになったので、最初の1年間は毎日怒られており、ほんとに会社がつらかったんです。

ですが、そんな僕でも継続して勉強すると最終的に時給5000円で働けるようになったので、「新人たちがんばれ!」と励ますような発信をしていました。

すると、徐々に発信に対して反応が返ってくるようになりました。

「いま、1年目でめちゃくちゃつらかったけど、この投稿を見て勇気をもらいました。」

「もうやめようと諦めようと思ったけど、もう少し続けてみることにします。」

こんなふうに僕の過去の失敗談ともいえる体験談が共感されるようになっていきます。

このときに大切なことを学びました。

僕はフリーランスになったときも、プログラマー1年目のときも、その前に営業をやっていたときも、本当に失敗が多く恥ばかりかいていたのですが、そうした失敗体験こそが人に共感されるということです。

「自分のやってきた体験談を伝えることで感謝されるし、人の挑戦を後押しすることができる。」

知識や情報は調べれば出てきますが、自分が体験してきたことは未来永劫、自分だけの完全オリジナルです。

最初はノリ気でなかったプログラミングに関する発信もここから、情熱が出てくることになります。

後回しグセも徐々に改善されていった

イベントの様子

僕は本を読んだり、情報を調べるだけで行動に移さないタイプでした。

ですが、3ヶ月反応のなかったSNSの発信が、自分の体験談を伝えるようになってからはおもしろいくらい伸びるようになったので、ここでようやく行動の大切さに本当の意味で気づくことができました。

「行動して何かしらの経験を積めば、失敗したとしても人を惹きつけるコンテンツになる」

と腹落ちしたんです。

なぜ、ノリ気じゃなかったプログラミングの発信を反応もないのに3ヶ月も続けられたのかというと、起業塾の先生と「やるべきこと」を約束していたからです。

忙しい中、自分のためだけに時間を作ってもらって相談にのってもらっていることもあり、方向がぶれてしまったり、後回しになることも減っていきました

本気で行動を起こす前は

「やっぱりアフィリエイトの方が儲かるのではないか?」

「プログラミングよりもニコニコ動画について発信するべきでは?」

「ブログよりもホームページの方がいいのでは?」

などと、とにかく悩んでばかりで「結局何もできていない」ということが頻発していました。

当時の先生は僕が「それやります!」と宣言したことを実際にはやっていなくても怒らなかったと思いますが、「ここで宣言したことを守れなかったらもう自分は何もできない」と危機感を持っていたので、やり抜いていきます。

プログラミングの個人レッスンを始める

講義の様子

そこからはプログラミングの勉強会を開いたり、プログラミングの個人レッスンも始めるようになり、行動を重ねた結果、1年で400万円ほどの売上をたてることができました

(このときやっていたプログラミングの勉強会が現在のセミナー活動の原型になっています。)

ちなみに僕の(プログラミング)の生徒になってくださったのは全員、対面で開催していたプログラミングの勉強会に来ていた方です。

このときに、

「やっぱり対面で直接会って仲良くなることが大切だ!」

ということに気づき、そこからセミナーや勉強会をたくさん開くようになりました。

その後、下請けの仕事はほとんどやらなくなり、「教える仕事」がメインになっていきます。

点と点がつながった

イベント写真

今まで僕は計画性がなく動いてきたのですが、結局振り返ってみると、やってきたことが全て繋がっていました。

・パソコン音痴からプログラミングを始めたこと

・毎日のように先輩から怒られて、半泣きになった経験

・「自分が教える立場になったら優しくしよう」と思えたこと

・スタートアップ企業に入って、限界まで働いた経験

・独立していろんな現場で修行してきたこと

・下請けを卒業して教える側に回った経験

・SNSで発信をがんばってみたこと

・慣れない対面イベントを積極的にひらいた経験

点と点がつながって線になった感覚」です。

プログラミングの仕事をやめてしまうと、プログラミングのキャリアに穴が開くことになるので、現場を離れるのはめちゃくちゃ勇気がいりましたが、あのとき思い切って決断したのは正解だったと思います。

とはいえ、やっぱりうまくいかないときは

「プログラミングの現場を離れたのは間違いだったかな・・」

と本気で悩むこともあったので、

決断が「正解だった」というよりは「正解になった」という表現が正しいかもしれません。

もし、今なにか大きな決断を迷っている方がいたら、(リスクを許容できるなら)自分がいってみたい方に進むことをオススメします!

その決断が正解だったかどうかより、そのあと自分で辻褄を合わせていけばいいので。

※リスクが大きすぎたり、あとで誰かのせいにしてしまいそうなら、その挑戦は避けた方がいいです。

これまでの経験で学んだこと

イベント風景

僕は「教える側に回ること」で自分の強みが活かせるようになりました。

僕にとっての強みとは「プログラミングができる」などの表面的な強みだけではないと思っています。

  • パソコン音痴で毎日怒られてきた経験
  • 思い切ってベンチャー企業へ転職した経験
  • 独立して必死に食らいついた経験
  • 価格は高かったけど起業塾に飛び込んでみた経験
  • 自分のサービスを作ってビビりながら初めて提案してみた経験

などなど。

過去に乗り越えてきた経験自体が僕の武器になっています。

そこからはたくさんの経験を積んできました。

クラウドファンディングで200万円を達成

テレビやラジオに出演

依頼を受けて実施した各種セミナー

発表時の様子
2024/10/4 実施 生徒さま発表時
コメンテーターをしている様子
2024/7/24 実施 生徒さま発表時
2023年12月14日実施 講義の様子
TedxTalksへの登壇風景
2023/12/2 開催 当日の様子 ス
2023年9月24日開催 イベントの様子

いろいろとあげてきましたが・・・

全然行動していなかった昔の自分に比べたらいろんなことができるようになりました。

毎日怒られていた「会社員時代のぼく」からは全く想像もつかない状態です。

でも、もちろん、うまくいくことばかりではありませんでした。

スイーツ事業では立ち上げが順調にスタートしたものの、調子にのって400万円以上の赤字を作ったこともあるし、メディアサイトを立ち上げて失敗、子供向けプログラミング教室を企画するも費用対効果が合わず停止など、、ダサい失敗もたくさんあります。

でも、過去の体験談は自分のコンテンツとして武器になるんです。

何度も言いますが、今では過去の失敗談こそが僕の武器であり、セミナーや実践講座では自分自身の経験談を通して、学びを提供しています。

現在の活動

最近はプログラミング講師ではなく、「自分のスキルや経験を講座にして提供する方法」を「高単価講師実践会Branch」にて教えています。

受講生同士が相互に交流しながら、各自の事業を進める実践形式のコミュニティです。

「過去の体験や自分のスキルを人に教えることを仕事にしたい。」

「小さくてもいいから自分の事業を作って、下請けから卒業したい」

「納期に追われる仕事を減らして、自分のペースで仕事をしたい」

「会社員や組織労働など、人に使われる仕事から脱したい」

そんな昔の僕みたいな方向けに講座の作り方や講師の始め方を教える仕事です。

僕の過去の経験やノウハウを提供して生徒たちも成果を出すことが増えてきました。

竹内さん事例
英語コーチング事例
日本語講師事例

他にも受講生の事例はたくさんあるので、詳しく知りたい人は受講生の事例一覧をみてみてください!

▼受講生の事例

https://branch-web.com/voice-of-customer

過去の僕は下請け業特有の「使われている感」がすごくイヤでしたが、「教える側」に回ることで自分主体で自分の事業を進められるようになりました。

それだけでなく、かつての僕のように現状から脱出するために本気で活動する生徒と一緒に過ごす時間は本当に楽しいです。

社会人になりたての頃は会社や仕事がつらすぎて心身を崩したこともありましたが、ようやく働くことが楽しいと思えるようになりました。

いま、下請け業や自分主導で動けない状態に悩まされている方はぜひ教える仕事も検討してみてくださいね。

今後、「教えることを仕事にしてみたい」という方には僕のYouTubeでの講義がお役にたてるはずなので、ぜひ覗いてみてください。

僕も最初は先輩の事例や体験談を聞くことから始まったので!

セミナー形式の講義動画

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